AR Music Kit

Google IO 2016会場の「Android Experiment」テントで行われたアーティストYuri Suzukiさんの体験型インスタレーション、「AR Music Kit」の Androidアプリの開発を担当しました。
このアプリは印刷した「マーカー」を貼るだけでどんなものでもアプリに変えてしまいます。
我々にとっては、Toyota自動車のDriveCamera以来の２つ目のAugmented Realityを実現させるプロジェクトでした。
DriveCameraでは、ユーザーの（車の）スピードをインプットとしてユーザーの視覚の中に走る動物を登場させる試みでしたが、 AR Music Kitはユーザーの印刷されたマーカー（とそれが添付された楽器）へのインタラクションを元にユーザーの聴覚に拡張現実を重ねる取り組みで、 同じAugmented Reality領域でも全く別の試みであり学ぶものがたくさんありました。
AR Music Kitはオープンソースとしてソースコードも公開されています。

2018年のモバイルワールドコングレスではHuaweiの新型タブレットを体験するブースでもAR Music Kitが使われています。