動物しりとり
#ActionsOnGoogle #DialogFlow #JavaScript
Google
Home向けのAction「動物しりとり」を2018年にリリースしました。
以来毎日200人以上のユーザーに使っていただいています。
Actions On Googleの仕事は弊社では2018年の春、Google
Homeが日本で発売された直後から始めました。
クライアント様からの依頼により、日本有数のロックフェスティバルで使うActionや、ヨガのトレーニングをコーディネートするGoogle
Home向けのActionを制作させていただいた後、 自分でもなにかGoogle
Home向けに作ってみたいなと思って作ったのがこの「動物しりとり」です。
最初のバージョンは動物の辞書にコアラとミーアキャットを入れていなかったため、コアラとミーアキャットを動物として認識せずエンドユーザの一部のかたからお叱りをいただきましたが、その後それらのフィードバックから動物辞書を充実させていきました。
リリース当初からのフィードバックのなかに、「Google
Homeが難しすぎるマニアックな動物まで答えてしまうのでフェアではないのではないか」というご意見がありました。
私としてもこういうマニアックな動物をGoogle
Homeがエンドユーザとのしりとり中に答えるべきか、答えないべきか悩みましたが、マニアックな動物を知りたいという私の欲求もあり、そのままの状態にしていました。
そんな折に朗報がはいりました。GoogleからGoogle Nest
Hubというディスプレイを持ったGoogle
Homeが発売され、開発者はInteractive
Canvasという仕組みをつかってGoogle Nest
Hubのディスプレイにユーザーインターフェースを表示できる
ようになったのです。
こちらの勉強会に出てその使い方を学んだときは、これこそが「動物しりとり」が求めていたものだ!と思いました。
早速Interactive CanvasにGoogle
Homeが答えた動物の写真と生息地を表示できるようにデータの収集をはじめました。
マニアックな動物も、その写真と生息地をエンドユーザが見ることができればGooge
Homeに負けて悔しい思いをしても、新たな学びを得た喜びががそれを上回るはずだと思い、極力多くの動物の写真と生息地の情報を探しました。
そして、2019年11月14日、ついにInterctive
Canvasを搭載し、しりとり中にGoogleアシスタントが答えた動物の写真と生息地が表示される機能をもった動物しりとりがリリースできました。
「おっけー、Google、どうぶつしりとりにつないで!」
と、お手持ちのGoogle Home, Google Nest
Hub、あるいはAndroidスマートフォンに話かけてみてください。
(動物の写真、生息地は、Google Nest
Hub、Androidスマートフォンで「動物しりとり」を起動した場合に見ることができます)