How we work

Goldrush Computingは2019年12月に創業10周年を迎えました。この10年間で約80個のプロジェクトを経て、ようやく自分が何を大切にして仕事をしているのか、 自分の会社が何を実現したいのか、ビジョンを固めることができたと思っています。
それは短く言うと 、私が以前働いていた北欧のような職場をつくることです。

Goldrush Computingを始める前の5年間、私は50%が日本、50%がスウェーデンの会社で働いていました。 日本とスウェーデン、両方のオフィスで仕事をしましたが、日本にいても上司やチームメイトはスウェーデン人かスウェーデンオフィスから来たヨーロッパ人が多かったです。 ここで学んだ北欧人の仕事の仕方を当たり前だと思ってから独立し、その後様々な日本の会社と仕事をするようになって、 自分が何を大切にしているかが明確にわかるようになりました。

10年で実に様々なものを作ってきて、作っているものと自分の感じる楽しさ、充実感はあまり関係ないと感じるようになりました。
本当に壮大なプロジェクト、1千万人を超えるユーザーに向けたプロダクト、とにかくかっこいい製品・企画などなど、縁があっていろいろなプロジェクト に参加させて頂きましたが、充実感は対象となる「もの」ではなく「プロジェクトの参加者全員とどのように仕事が進められたか」によって得られていると考えるようになりました。

またそれが最終的にできた「もの」の品質にも大きく影響を与えていると感じるようになりました。
そして他にプロジェクトに関わっている人たちの表情から、どうやら自分だけではなく、私と同じ様に感じている人がいることもわかりました。
では、自分の思いとズレているときは何がズレているのか、自分がどうしたいと思っていたのか過去のプロジェクトを遡ったところ、 私が10年以上も前北欧、スウェーデンで見た当時の彼らの働き方にそのベースがあることを発見しました。 そしてこのベースは私だけではなく、Goldrush Computingで働くメンバーにも価値のあるものだということがここ数年でわかってきました。
独立当初、ビジョンとは自分が作りたいものだと思っていましたが、どうやら私にとってビジョンは作りたいものではなく、この働き方をベースとして仕事を実践していくことだとようやくわかったのです。
そのベースは4つありました。

Style

1.1対1のコミュニケーション

「それは、みんなの了承を得られないんじゃないかな」 日本で働いていれば上司にこのように言われたことがない人はいないのではないでしょうか?
「みんな」とはだれのことでしょう?
私はスウェーデン人の上司からこのようなことを言われたことはありません。
「私はそうは思わない。」と彼ら彼女らは言います。
これが本当の1対1のコミュニケーションだと私は思っています。
自分の意見を自分の意見として伝える。自分の意見が固まっていなければそれは情報が足りていないということなので、「こういう場合はどうなるのだろう?」 と質問する。相手のことを理解した上で、自分の意見を考え、伝える。
この当たり前とも言えることが日本にいると難しく感じることがあります。
この1対1のコミュニケーションができる環境をGoldrush Computingでは作りたいと思います。

2.本音と建前を極力排除した率直さ

北欧では、とにかく相手に伝わりやすいように自分の考えや今起きている問題を伝えます。 一番大切にするのは「わかりやすさ」です。 日本では、率直な伝達を回避するあまり、建前と本音の間に様々な事実を折込み、 相手に「察する」ことを期待します。これが察せないと、なぜか察せない方の責任になることがあります。 話している本人も本音と建前の堺がわからなくなり、その間に嘘を混ぜ込んでしまうケースさえ過去には見かけました。
Goldrush Computingではこれを回避したいと思います。
一時的には相手を落胆させたり、反論を生むことになるかもしれない、それでも、相手に「察させる」ことはしないようにして、先の1対1のコミュニケーションを実践して行きたいと考えています。

3.騎士道精神のようなもの

スウェーデンで仕事をしていたときに私に最も欠けていたのが、「個人の人格と、仕事上の立場・意見を切り離して考えること」でした。 スウェーデンの上司やマネージャーは仕事上で議論が熱くなったり、うまく合意できなくても、仕事が終わればそのことは忘れ、フラットに付き合ってくれました。 感情的になることがあったとしても、1日が終わったときはそのことは水に流して、持ち越さないようにすることに非常に長けていました。 その姿勢に私はヨーロッパの騎士道精神のようなものを感じていました。 私自身もまだまだ修行の途中ですが、Goldrush Computingでは、個人の人格と、仕事上の意見を切り離して考えるよう務め、 自分が賛成したくない意見、要望に向かい合った時、議論が白熱したとき、利害が衝突したときに、それを相手個人の人格と切り離して受け止められるように毎日の行動を見直して研鑽していきたいと思います。

4.Fika

スウェーデンの朝は早く、6時頃から人が出社してきます。 朝出社するといきなりパソコンに向き合うのではなくコーヒーマシーンの前でコーヒーを入れながらゆっくり同僚と立ち話をします。 また、会社の食堂に集まってみんなで朝食を取るグループもいます。 午後は3時にFika(フィカ)と呼ばれるティータイムがあります。 各部署にFikaルームと呼ばれるFikaをするスペースがあり、そこに集まってみんなでコーヒー、紅茶、クッキーやケーキを食べて 30分ほどお茶をします。 参加は必須であり、デスクに残って仕事をしていると、必ず誰かがやってきてFikaルームに連れて行かれました。
部署でFika当番というシフトがあり、当番の人はFika前にクッキーやケーキを買いに行かなければなりません。
スウェーデンでは逆に会社の飲み会がほとんどありませんでしたが、毎朝とコーヒー片手に先週末の話や仕事のことを話すことは同僚のことやその仕事のことを知る上でとても有意義でした。 Goldrush Computingでも、これと同じことを実践しています。朝はコーヒーを片手に軽い雑談から仕事を始めるようにしています。 午後のFikaはまだ毎日実践できていませんが、原宿のカフェや買ってきたマフィンやケーキでFikaをする機会をできるだけ多く作るようにしています。

私が北欧、スウェーデンでの仕事体験から得た教訓のうち、起業してからの10年で日本の職場に足りていないものを抽出して、 それが私が実現したいこと、ビジョンとなりました。 もちろん、個人個人の責任感や献身性など、日本のオフィスが上回っているものもたくさんありますが、 それは私達が普段実践できるものと考え、一番日本で実践しづらいことを当社のビジョンとして固めました。
このビジョンをまずGoldrush Computingで実践し、それからGoldrush Computingと一緒にプロジェクトをやってくれるお客様、パートナーとの間でこれを実践し、少しでもこういう考え方、働き方が これからの世代に浸透していったらと考えています。

将来私はビジョンに品質に関することを入れたいと思っています。 ただ、今はまだ明確なものが見えていません。 この10年でできた上の4つのベースを実践していくことで、 これら4つが品質にどう関与するのかをしっかり見ていきたいと思います。

代表、水鳥敬満

Members

Takamitsu Mizutori

Mika Ishikawa

Rikako Kashima

Technologies

メインの技術領域

スマートフォンアプリの企画

リサーチ、デザイン、コンサルティングまで
一手に引き受けます。

iOS,Android搭載のスマートフォン、
タブレットなどのアプリケーション開発

使用言語
- Swift, Object-C, - Kotlin. Java

スマートスピーカー向けの開発

使用言語
- Node.js, DialogFlow

メインの技術領域以外にも以下の分野で研究、開発、プロトタイピングを行なっています

- Unity, C#を使った2D/3Dインタラクティブコンテンツの制作
- Choregraphe, Pythonを使ったPepper/Nao ロボットアプリケーション開発
- Python, Node.jsを使ったバックエンドシステムの開発
- Arduinoを使ったIOTデバイスのプロトタイピング

Clients

ArtBeat Inc. (米国) / AQ株式会社 / ハプティック株式会社 / 株式会社 Qosmo / トークノート株式会社
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株式会社 ミクシィ / オープンストリート株式会社 / 株式会社 BONX / 株式会社 WHITE
Yuri Suzuki Design Studio (イギリス) / Geometry Global (香港) / Five Cool Ltd. (イギリス)
株式会社ブルート / Pocket Supernova Inc. (米国) / 株式会社 アバクス / NPO法人 GADAGO
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株式会社タマイインベストメントエデュケーション / narrative nights株式会社